みゆきちブログ

新卒でフリーランスに待ち構える日々のあれこれ。

24歳 女子が不眠症になるまで

今回は私の不眠症事情について書こうと思います。

私は不眠症治療をして3ヶ月経過しました。
睡眠薬を処方してもらい、ほぼ毎日入眠障害中途覚醒を繰り返してます。現在の職業はフリーランスの動画クリエイターです。

 

  1. 不眠症になるまでの生活リズム
  2. 不眠症に拍車をかけた出来事
  3. 不眠症の前兆
  4. 通院直前の症状
  5. 不眠症と診断される
  6. 不眠症との付き合い方

 

1、不眠症になるまでの生活リズム

不眠症と診断されるまでは、仕事第一に考えていました。

私のフリーランスとしての働き方は、数社掛け持ちをし、リモート作業と常駐委託の両方がありました。毎日8時間では全ての作業量は追いつかず、数日に1回は何かしらの納品やチェックなどで朝から深夜までパソコンに向かう日々でした。


食生活はカ○リーメイトと野菜ジュースで済ませ、栄養面が気になった時はサプリメントを飲んでいました。当時は食に関して無頓着で脳に栄養がいけば良いという価値観でした。

それでも私は好きなことを仕事にできた!と言う自分に対する誇りと楽しさでアドレナリンは毎日全開。大変ながらもゲームのようにどんどん片付いていく作業が楽しかったのを覚えています。

 

疲労<楽しさ、の心理状態で脳内は常に戦闘モードで、遊んでるくらいなら仕事してたいな、と思えるほど仕事に打ち込んでいました。

ちなみに当時の睡眠時間は6時間未満です。それでも実際は寝れていたので問題はなかったです。

 

 

2、不眠症に拍車をかけた出来事

そんなある日突然、50代の母が倒れました。

母は海外の人で日本語がたどたどしいので病院に行ってもお医者さんは母の言っている事が伝わっていません。家族が通訳しても自身の体調をきちんと話せるのは母しかいないので憶測でしか私は話せませんでした。

おそらく更年期障害かと思います。手足は震えて寒がり、引きこもりがちになりました。一日中ベットの上で過ごす上、テレビも見なくなりました。

日本語ができないのもあって処方された薬が合わず症状は悪化する一途。

 

そうしてついに仕事ができない体になってしまいました。

そんな母を見ていた長女の私は、父は幼少期に他界しているのもあり、

 

「私が稼がねば!」

 

と思うようになりました。

 

そしてより一層仕事に精を出すようになりました。

 

 

3、不眠症の前兆

食生活が不規則で睡眠は6時間寝てるのか寝てないのかわからない日々が続きました。

 

すると、交感神経が活発なのか、ある時から寝ても夢ばかり見るようになりました。見た夢は全て記憶できていたのが奇妙でした。しかし、内容は意味のないもだったので深く考えることはありませんでした。

数ヶ月後、ついに寝つきが悪くなりました。寝るまでに1時間かかる日があれば3時間かかる日もありました。朝方やっと眠れたと思っても必ず夢を見るので寝た気がせず、むしろ寝ることが疲労になっている感覚がありました。この頃から寝る意味あるのかと思うようにもなりました。

 

それでも自分に異常がある自覚はなくだるいながらも通常通り仕事に向かっていました。しかし仕事中やる気はなく、常に帰りたいと言う感情と寝たいけど眠れない現実に複雑な心境になっていました。

さすがにしんどい!と危機感を覚えたある日、私は仕事帰りにドラックストアに駆け込みました。ネルノダといかにも寝れそうなものを購入。

 

www.house-wf.co.jp

 

当時の私は、初日は効いている気がするのですが、2〜3日すると全く効かなくなり、再び眠れない夜がおとずれました。今の自分はこのレベルだったらとっくに病院行ってますね。

 

 

4、通院直前の症状

あーつら。その頃には仕事に対する意欲は皆無で、脳内は帰りたい、仕事辞めたいの一点張り。
心配した母が出してくれたご飯も食べれなくなりました。この時の症状としては、便秘と吐き気、動機、異常な不安感が津波のように襲ってきました。さすがにこれは通常の感覚ではないですよね。

脳内の巨大スクリーンにどうしよう!以外の言葉が出なくなり、ベットに入るとやばいやばいと脈を打っていました。

 

「とりあえず夜は眠れなくても目は閉じよう!」

 

と思い8時間半、朝を待ちました。

それでも、朝まで一睡もできず動悸がして心拍数は早いまま。この時、徹夜3日目の状態で仕事に向かうことになりました。

 

朝のバス停でなぜか涙が溢れてきました。電車に恐怖を覚え、言語化できない宇宙のように膨大な不安感でいっぱいになりながらもどうにか出勤しました。

会社に着いたと同時に、もう数社同時に作業することは無理だと判断した私は1社との契約のみを残し、そのほかの企業とは1ヶ月の休職をすると連絡しました。

 

会社では、2時間に30分はトイレにこもって号泣。そして謎の発熱。38度近い高熱がその日の午後に出ました。

 

熱が出て初めて自分の異常さに気づくことができました。これは本当にやばい!心療内科に行こう!とそこで初めて「そうだ病院に行こう!」と決断をしました。

 

 

5、不眠症と診断される

病院では当然のように不眠症と診断されました。

加えてストレス性過敏腸炎と情緒不安定、低血圧、肩こりなど関連性がなさそうなものまで診断されました。低血圧に関しては、手足の冷えや電車や仕事が嫌になる原因とも言われました。

 

結果、解熱剤と睡眠導入剤×2、整腸剤、目薬×2の合計6種類の薬を処方してもらいました。こんなにもらうと思わなかった。

 

熱は少ししたら下がりました。すぐに仕事に行ってもいいな、とポジティブに思えるわけはなくそれから4日連続休みをとりました。休ませてくれた企業に感謝。

 

それからというもの心がけていることを少しご紹介します。

  • 勝手に薬をやめない > 基本中の基本
  • お医者さんのいうことだけ聞く
  • 太陽を浴びる、カーテンを開ける
  • 朝起きたら常温水を飲む > 体に朝が来たことを知らせるため
  • 朝食はAM10:00までに食べる > 血圧を上げる
  • ヨーグルトと納豆を1日に摂る > 腸内環境改善
  • 夜は0時までにベットに入る
  • 寝る30分前にベットライトをつける > 体に寝る時間だと知らせるため

 

 

6、不眠症との付き合い方

 この方法を試して、薬を処方された通りに飲んだら2週間くらいで精神状態は安定しました。

でもやっぱり仕事をしてるといいことばかりじゃないですよね。そうすると寝つきが悪くなって、また不安になったりします。フリーランスが合わないんじゃないか、とも思います。

 

今は仕事<睡眠に重きを置いてストレスを抱えないように心がけてます。

具体的にいうと脳を使わない時間を意図的に作る、ということです。

  • 家に帰ったら仕事関連はシャットアウトする
  • 海辺を散歩する
  • 太陽を浴びる
  • 外の音を聞く
  • 好きなことをする

意識していることだとこんな感じです。

 

おかげで気になってたけど放置していた肌トラブルと、荒れていた腸内環境を改善することができました。不安要素があっても以前ほど落ちたりせず、一定のところでおさまる気がします。

 

まだ完治していないので、「もう大丈夫だろう!」と思っても常に生活において余裕を持っておこうと思います。

 

 

記事の結論としては、まじで休みも仕事のうち。